TeXでeps以外の画像を挿入したい場合どうしていますか?
画像をGIMPやconvertコマンドを使ってepsに変換してますか?
それもひとつの手ですが、実はPDFやJPGやPNGでもなんでも、そのままTeXに貼り付けることができるんです。
dvipdfmxに付属しているebbというコマンドを使います。
私の記事を参考にpTeXをインストールしている場合、一緒にebbも取ってきているはずです。
この記事の下のほうで書いた方法で/Applications/pTeX.app/teTeX/binにPATHを通していれば、すでにコマンドライン上でebbコマンドが使えるはずです。
試しに、X11かなにかを開いて
$ ebb
と打ってみるとこんな感じにヘルプが表示されます。
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TeXに挿入したい画像を.texファイルと同じディレクトリに置いて、
$ ebb sample.pdf
とか
$ ebb sample.jpg
とか打つだけです。
そうすると、そのディレクトリにsample.bbというファイルが出来ているはずです。
これはその画像のバウンダリーボックス(座標情報)が記述されたファイルです。
TeXでの画像表示にはこのバウンダリーボックスが必要なのですが、epsは最初からそれをふくんでいるファイル形式なのですね。
逆に言えばバウンダリーボックスさえちゃんとわかればどんな画像でもTeXで表示させることができるっちゅーことです。

試しにKeynoteで適当に作ったsample.pdfと適当にiPod touchに入っていた写真IMG_0172.jpgに対してebbコマンドでBBファイルを作りました。
これをこのままTeXで表示させてみます。
こんな感じにサンプルコードを書いてコンパイルしてみました。
03)
注意は、ebbコマンド自体dvipdfmx付属なので、最初のプリアンブルで\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}と書いておくことですね。
きちんとコンパイルが通れば、このようにPDFやJPGの画像がTeXで表示されます。
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まあでも挿入したい画像がたくさんあったとして、convertコマンドを自動でかけるスクリプトを書くのと、ebbコマンドを自動でかけるスクリプトを書くの、どっちが大変かな…?同じですね。